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しょう紅熱

定義

A群連鎖球菌によって起こる細菌性疾患。飛沫感染によって咽頭扁桃炎が生じ、それに続いて高熱、しょう紅熱状の、小丘疹性の発疹および粘膜疹が起こる。皮膚変化は、最初は青白く、次いで赤くなる、帽針頭大の丘疹からなる。表皮はビロード様の手触りである。重症の場合には、発疹は顔面に広がる。口周囲および顎部の蒼白が特徴的である。舌は、最初は舌苔がみられるが、2~3日後に剥離し、その後赤くなって乳頭が腫脹する。このため、キイチゴ舌またはイチゴ舌と呼ばれる。7~10日後に発疹は鱗屑を形成して治癒する。他の連鎖球菌感染症の場合と同様に、回復後に心筋炎、糸球体腎炎および多発性関節炎などの合併症が発現することがある。

同義語

しょう紅熱

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