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水疱状妊娠性疱疹

定義

妊娠期に生じる、重度の水疱形成性の自己免疫疾患で、加えて、妊娠後期に再発する傾向があり、そう痒を伴う。妊娠9週から分娩後1週までの間で始まることもあるが、平均すると妊娠12週に発現する。ほとんどの場合、2、3週間持続するが、分娩後数ヵ月持続することもある。多くの場合、始めは臍周囲に集簇し、発赤した、浮腫様の丘疹および斑、ならびに発赤した皮膚面に集簇した小水疱または緊満性の表皮下水疱が生じる。多形性の発疹は腹部上を大腿の方向に広がる。また、四肢、手掌および足底にも生じることがある。妊娠性疱疹は、バセドウ病または白斑などのその他の自己免疫疾患を伴うことがある。

同義語

水疱状妊娠性疱疹, 水疱状妊娠性皮膚症, 妊娠性天疱瘡, 妊娠性多形皮膚炎, 妊娠性類天疱瘡, 妊娠性水疱症

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